专利摘要:

公开号:WO1991000891A1
申请号:PCT/JP1990/000891
申请日:1990-07-11
公开日:1991-01-24
发明作者:Sachio Yokote;Yoichi Kawai;Masaki Misumi
申请人:Mitsui Toatsu Chemicals Incorporated;
IPC主号:C08K3-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 ポ リ プ ロ ピ レ ン 樹 脂 組 成 物
[0002] 〔技術分野〕
[0003] 本発明は、 透明性に優れてお り、 しかも滅菌のために 放射線照射 したポ リ プロ ピ レ ン樹脂の熱水抽出促進試験 において、 その抽出液の PHの低下が非常に小さいポ リ プ 口 ピ レ ン樹脂組成物に関する。
[0004] 〔背景技術〕
[0005] ポ リ プロ ピ レ ン樹脂は機械的性質、 耐熱性、 耐薬品性 が良好で、 かつ衛生性に優れているので食品容器、 例え ば食器類、 冷菓容器、 ト レー類、 イ ンスタ ン ト食品容器 類、 マー ガ リ ン容器等、 又医療器具、 例えば注射器シ リ ン ジ、 ス ピ ッ ツ管、 輸液容器、 シ リ ンダー類等に広 く 利 用 されている。
[0006] しか しながら、 食品容器、 医療器具等の用途において は容器内容物にゴ ミ 、 その他異物等が混入していないか を確認でき る事は重要であ り、 また、 内容物の正しい色 調が容器によ って変化する事は好ま し く ない。
[0007] こ の為、 これ ら用途においては透明性の良好なポ リ プ 口 ピ レ ン樹脂の使用が望まれている。
[0008] ポ リ プロ ピ レ ン樹脂の透明性を向上させる手法と して は一般に結晶核剤を添加す る方法が広 く 利用 さ れてお り、 一般的に ソ ル ビ ト ール誘導体の添加、 あるいはジァ リ ールホス フ エ ー ト金属塩の添加が行われている。
[0009] ソ ル ビ ト ール誘導体の内でポ リ プロ ピ レ ン樹脂の透明 性を改良させる効果のある もの と しては、 1 · 3 , 2 · 4 ー ジベンジ リ デン ソノレ ビ ト ール、 1 · 3 , 2 · 4 — ジ ( メ チルベンジ リ デン) ソノレ ビ ト ール、 1 · 3 , 2 · 4 ー ジ (ェチルベン ジ リ デン) ソ ル ビ ト ール等がある。 こ の う ち 1 · 3 , 2 · 4 ー ジ (メ チルベン ジ リ デン) ソル ビ ト ー ル又は 1 · 3 , 2 · 4 — ジ (ェチルベ ン ジ リ デ ン) ソル ビ ト ールを添加 したポ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物 は透明性には優れている ものの熱水中に浸漬する と、 ソ ル ビ ト ール誘導体が熱水中に溶出又は逃失し、 冷却後に その抽出液中に浮遊物が生 じ、 安全衛生上問題となる。
[0010] 又、 1 3 , 2 · 4 — ジベン ジ リ デン ソル ビ ト ールを 添加 したポ リ プロ ピレ ン樹脂組成物は熱水浸漬、 抽出液 の冷却後 浮遊物の出現は少ないが、 透明性があま り 良 好とは言えない。
[0011] ジァ リ ールホスフ エ一 ト金属塩の内でポ リ プロ ピ レ ン 樹脂の透明性を改良させる効果のある もの と して 2, 2' — メ チ レ ン一 ビス ( 4, 6— ジー t 一ブチルフ エニル) リ ン 酸ナ ト リ ウム、 2, 2'—メ チ レ ン一 ビス ( 4 , 6— ジー t 一 ブチルフ エニル) リ ン酸 リ チウム、 ジー 〔 2, 2' — メ チ レ ン ー ビス ( 4, 6— ジー t ーブチノレフ エニル) リ ン酸〕 力 ルシゥム、 2, 2'—メ チ レ ン一 ビス ( 4 ー メ チルー 6 — t ーブチルフ ヱニル) リ ン酸ナ ト リ ウム、 2, 2' — メ チ レ ン — ビス ( 4 ーェチルー 6 — t 一ブチルフ エニル) リ ン酸 ナ ト リ ウム等があ る。
[0012] これらのジァ リ ールホスフ エ 一 ト金属塩を添加 したポ リ プ ロ ピ レ ン樹脂組成物は熱水浸漬、 抽出液の冷却後の 浮遊物の出現は無 く 、 透明性も良好であるが、 滅菌のた めに該ポ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物に放射線を照射した場 合には、 放射線照射の前後で熱水抽出促進試験における 抽出液の P Hに差があ り 、 放射線照射後において は大幅 に p Hが低下する。 こ の為、 滅菌のために放射線照射され 且つ水溶液を収容す る容器 と しての使用 には問題があ る 0
[0013] したがって透明性に優れている こ と、 及び内容液を変 質させないこ との両方を同時に満足する ポ リ プロ ピ レ ン 樹脂組成物は得られていないのが現状である。
[0014] 〔発明の開示〕
[0015] 本発明の 目的は、 透明性に優れてお り且つ滅菌のため に放射線照射した容器に収容した内容液を変質させない 容器を作るのに適した、 即ち滅菌のために放射線照射し たポ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物の熱水抽出促進試験におい てその抽出液の PHの低下が非常に小さいポ リ プロ ピ レ ン 樹脂組成物を提供する こ とにある。
[0016] 本発明者等は結晶核剤を添加 して透明性を向上させた ポ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物の上述 した欠点を解決する為 に鋭意検討した結果、 ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 と ジァ リ ール ホスフ ェ ー ト金属塩とか らなる組成物に、 更にアルカ リ 金属又はアル力 リ 土類金属又はアル ミ ニウム族金属の水 酸化物を添加する事が有効である事を見出 し本発明を完 成する に至った。
[0017] 前述した様にポ リ プロ ピ レ ン樹脂の透明性の改良の為 にジァ リ ールホスフ エ ー ト金属塩を添加する こ と (特開 昭 61 - 53344号公報) 、 更にはジァ リ ールホスフ ェ ー ト金 属塩と周期律表 I 族金属塩又はハイ ドロ タルサイ ト とを 添加する事 (特開昭 63- 69853号公報) は公知であるが、 ジァ リ ールホスフ ェ ー ト金属塩を添加 したポ リ プロ ピ レ ン樹脂に放射線を照射した場合の熱水抽出促進試験にお けるその抽出液の pHの大幅の低下を、 アル力 リ 金属又は アルカ リ 土類金属又はアル ミ ニウム族金属の水酸化物を 添加する事によ り改良でき る事は全 く 知 られてお らず、 こ の効果 驚 く べき発見である。 こ の発見によ り、 透明 性に優れ、 かつ内容液を変質させないポ リ プロ ピ レ ン樹 脂組成物を得る こ とが出来た。 これは従来の知見からは 全 く 考え られない事である。
[0018] 即ち、 本発明はボ リ プロ ピレ ン樹脂 1 0 0 部、 ― 般式 ( I )
[0019] M ( I ) (式中、 R !及び R 2は、 各々 水素原子又はアルキル基であ り、 Mはアルカ リ 金属又はアルカ リ 土類金属であ り、 n は 1 又は 2 の整数であ り、 Aはアルキ リ デン基である) で表わ さ れる ジァ リ ールホス フ ェ ー ト 金属塩 0. 0 1 〜 1. 0 重量部、 及びアルカ リ 金属又はアルカ リ 土類金属又 はアル ミ ニウ ム族金属の水酸化物 0. 0 0 1 〜 1. 0 重量部 を含有する事を特徵とする ポ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物で
[0020] 〔発明を実施するための最良の形態〕
[0021] 本発明で用いる ポ リ プロ ピ レ ン樹脂はプロ ピレ ンホモ ポ リ マー、 プロ ピ レ ン一エチ レ ン コ ポ リ マー、 プロ ピ レ ン ー ー ォ レ フ ィ ン コ ポ リ マー等のいずれで も よ く 、 又、 これらの混合物でもかまわない。 本発明の効果が最 も顕著に現れる特に好ま しいポ リ プロ ピ レ ン樹脂はェチ レ ン含有率が 2〜 6 重量%のプロ ピ レ ン一エチ レ ン ラ ン ダムコ ボ リ マーである。
[0022] 本発明で用いる一般式 ( I ) で表わされる ジァ リ ール ホス フ ェ ー ト金属塩において、 1^及び R 2で表わされるァ ルキル基 と しては、 例えば、 メ チル、 ェチル、 プロ ピ ル、 イ ソプロ ピル、 プチル、 第 2 プチル、 第 3 プチル、 イ ソ ブチル、 ァ ミ ル、 第 3 ァ ミ ル、 へキ ジル、 ォ ク チ ル、 第 3 ォ ク チル等が挙げられ、 Aで表わさ れるアルキ リ デ ン基 と して は メ チ リ デ ン、 ェチ リ デ ン、 ブチ リ デ ン、 イ ソ プロ ピ リ デン等が挙げ られる。
[0023] Mで表わ さ れ る 金属 と して は、 ナ ト リ ウ ム、 力 リ ウ ム、 リ チ ウ ム、 カ ルシウ ム、 マ グネ シウ ム、 ノく リ ウ ム等 が挙げ られる。
[0024] こ れ ら の一般式 ( I ) で表わ さ れる ジァ リ ー ルホス フ ェ ー ト金属塩の添加量は、 ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 1 0 0 重量部に対し 0. 0 1 〜 1. 0 重量部、 好ま し く は 0, 0 5 〜
[0025] 0. 5 重量部であ り、 0. 0 1 重量部未満の添加では成形品 の透明性の向上にほ とんど効果がな く 、 又、 1. 0 重量部 を越えて添加 して もその効果がそれほ ど増大する もので はな く 、 製造コス ト も高 く なる。
[0026] 本発明で用いるアルカ リ 金属、 アルカ リ 土類金属又は アル ミ ニウ ム族金属の水酸化物において、 ア ルカ リ 金 属、 アルカ リ 土類金属、 アル ミ ニウム族金属と しては リ チウム、 ナ ト リ ウム、 カ リ ウム、 マグネ シウム、 カ ルシ ゥ ム、 ス ト ロンチウ ム、 ノ《 リ ウ ム、 アル ミ ニウ ムが挙げ られる。 これらのアルカ リ 金属、 アルカ リ 土類金属又は アル ミ ニウム族金属の水酸化物の添加量は、 ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 1 0 0 重量部に対し 0. 0 0 1 〜 1. 0 重量部、 好 ま し く は 0. 0 1 〜 0. 5 重量部であ り、 0. 0 0 1 重量部未 満の添加では放射線照射後の熱水抽出促進試験において その抽出液の ρ Ηの低下を押え る効果がほ とん どな く 、 又、 1. 0 重量部を越えて添加 して もその効果がそれほ ど 増大す る も のではないばか り か、 透明性の低下が生 じ ο
[0027] 本発明のポ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物においては、 前記 の一般式 ( I ) で表される ジァ リ ールホスフ ヱー ト金属 塩及び前記の水酸化物をそれぞれ上記の量で用 いて効 果を達成す る こ とができ る が、 滅菌のため に容器を放 射線照射 した後において も 内溶液を変質 さ せな い一層 良好な容器を得る ために は前記の水酸化物の添加量が 前記の一般式 ( I ) で表 さ れる ジァ リ ールホス フ エ一 ト 金属塩の添加量の 3 〜 5 0 重量%であ る こ とが好ま しい。
[0028] 本発明の樹脂組成物には必要に応じて他の添加剤、 例 えば酸化防止剤、 光安定剤、 紫外線吸収剤、 顔料、 分散 剤、 中和剤等を添加する事ができ る。 その場合に用い得 る酸化防止剤 と しては、 ト リ ス ( 2, 4— ジー t 一ブチル フ エニル) フ ォ スフ ア イ ト、 2, 6— ジー t ー ブチルー p 一メ チルフ エ ノ ール、 n —ォ ク タデシルー 3 — ( 4 ー ヒ ドロ キ シ ー 3 , 5— ジ ー t 一ブチルフ エ ニル) プロ ピオ ネー ト、 テ ト ラキス 〔メ チ レ ン一 3 — ( 3, 5—ジー t 一 ブチルー 4 ー ヒ ドロキシフ エニル) プロ ピオネー ト〕 メ タ ン、 ペンタエ リ ス リ ト ールーテ ト ラキス ( 3 — ラ ウ リ ル ー チォプロ ピオネ ー ト ) 、 ジ ラ ウ リ ルチオ プロ ピオ ネー ト等がある。
[0029] 光安定剤、 紫外線吸収剤 と しては 2, 2, 6, 6— テ ト ラ メ チノレー 4 ー ピペ リ ジルベン ゾエー ト、 ビス ( 2, 2 , 6 , 6— テ ト ラ メ チノレ ー 4 ー ピペ リ ジル) セ ノ ゲ ー ト 、 2 — ヒ ドロ キ シ ー 4 一 n —ォ ク ト キシベ ン ゾフ エ ノ ン、 2 — ( 2 ' — ヒ ドロキシー 3, 5— ジー t 一ブチルフ エ ニル) 5 — ク ロ 口べンゾ ト リ ア ゾール等がその代表的な ものであ る o
[0030] 又、 本発明の樹脂 成物の成形性を改良する 目的で、 過酸化物を添加 してメ ル ト フ ローイ ンデ ッ ク スを制御す る事もでき る。
[0031] 過酸化物と しては、 2, 5— ジメ チルー 2, 5— ビス ( t 一ブチルノ、'ーォキシ) へキサン、 ジー t ーブチル ノ、 'ー フ 夕 レー ト、 過酸化ベン ゾィ ル等が代表的な も のである。
[0032] 本発明のポ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物の製造方法と して はポ リ プロ ピ レ ン樹脂、 一般式 ( I ) で表わされる ジァ リ ールホスフ ェー ト金属塩、 アルカ リ 金属又はアルカ リ 土類金属又はアル ミ ユウム族金属の水酸化物の他にボ リ プロ ピ レ ン樹脂に添加する公知の添加剤、 例えば中和 剤、 酸化防止剤、 光安定剤、 紫外線吸収剤、 過酸化物等 をヘンシヱル ミ キサーその他のブレ ンダ一等で混合 し、 均一に分散させ、 これを押出機によ り溶融ペ レ ッ ト化す る方法が用い られる。
[0033] 本発明のポ リ プロ ピ レ ン組成物は熱水抽出において、 抽出液の冷却後の浮遊物の出現も無く 、 放射線照射後の 熱水抽出促進試験においてその抽出液の pHの低下も少な く 、 かつ透明性が優れてい る ので、 医療器具、 食品包 装、 その他の用途に安全衛生上問題な く 用い得る も ので め る。
[0034] 〔実施例〕
[0035] 以下実施例および比較例によ り本発明を詳細に説明す る。 実施例 1
[0036] プロ ピ レ ン一エチ レ ン ラ ンダム コ ポ リ マー ( 2 3 0 °C X 2. 1 6 kg荷重で測定したメ ル ト フ ロ ーイ ンデッ ク ス : 8 g / 1 0 分、 エチ レ ン含量 : 4. 0 重量 パウ ダー 1 0 0 重量部に、 2, 2' — メ チ レ ン一 ビス ( 4 , 6— ジー t 一ブチルフ エニル) リ ン酸ナ ト リ ウム 0. 2 重量部、 水酸 化マグネ シウム 0. 0 3 重量部、 酸化防止剤 と して ト リ ス ( 2, 4ー ジー t —ブチルフ エニル) ホスフ ァ イ ト 0. 1 重 量部、 紫外線吸収剤 と してジメ チルザク シネー ト · 2 — ( 4 ー ヒ ドロキシー 2, 2, 6 , 6—テ ト ラ メ チルー 1 — ピぺ リ ジル) エタ ノ ール縮合物 0. 0 4 重量部を添加 し、 ヘン シ ェル ミ キサーにて混合 し、 通常の押出機によ り押出温 度約 2 4 0 °Cでペ レ ッ ト化した。 こ のペ レ ッ ト に 7線を 2. 5 Mr a d照射してサンプル と した。
[0037] 7線照射前と後の各々 のペレ ツ ト各 1 0 g をなす型フ ラ スコ 中にて純水 1 0 0 C Cに浸潰し、 3 0 分間煮沸 した 後ペ レ ツ ト を取り 除き、 サンプル液と した。 同時に別の 容器にて純水を 3 0 分間煮沸 し、 ペ レ ツ ト を取り 除いた 後のサンプル液に足して各々 1 0 O c cと した。 漶液を常 温にて 3 時間保持した。 こ の液の pHを pHメ ーターにて測 定した。 又同時に、 純水のみを煮沸 した ものについて も 対照用サンプルと して p Hを測定 した。
[0038] その結果を表一 1 に示す。
[0039] 7線照射前のペ レ ツ ト 3 0 g をォー ト ク レーブ中にて 純水 3 0 0 c cに浸漬し、 1 2 1 。Cにて 3 時間保っ た後 抽出液をオー ト ク レープよ り取り 出 し、 濾過してペ レ ツ トを除き、 濾液を常温にて 2 4 時間保持し、 濾液中の浮 遊物の観察を行った。
[0040] 濾液中の浮遊物の評価は目視によ り行な っ た。 評価は 下記によ る。
[0041] 〇 浮遊物は認め られず
[0042] Δ 浮遊物がわずかに認め られる
[0043] X ' 浮遊物が認め られる
[0044] X X 浮遊物が多量に認め られる
[0045] その結果を表一 1 に示す。
[0046] 又、 7 線照射前のペ レ ツ ト を射出成形機に よ り 2 1 0。Cにて射出成形 し 1 6 0 X 8 0 X 2 腿の平板を得、 へ ィ ズメ 一タ ー にて得 られた平板のヘイ ズの測定を行つ o
[0047] その結果を表一 1 に示す。
[0048] 実施例 2
[0049] 実施例 I における 2, 2'—メ チ レ ン一 ビス ( · 4, 6— ジー t 一ブチルフ エニル) リ ン酸ナ ト リ ウムの添加量を 0. 3 重量部 と レ、 他は実施例 1 と同様に してペレ ツ ト化し、 実施例 1 と同様に して評価を行っ た。
[0050] その結果を表一 1 に示す。
[0051] 実施例 3
[0052] 実施例 1 における 2, 2'—メ チ レ ン一 ビス ( 4, 6— ジー t 一ブチルフ エニル) リ ン酸ナ ト リ ウムの添加量を 0. 4 重量部と し、 他は実施例 1 と同様に してペ レ ツ ト化し、 実施例 1 と同様に して評価を行っ た。
[0053] その結果を表一 1 ·に示す。
[0054] 実施例 4
[0055] 実施例 2 における水酸化マグネ シウム 0. 0 3 重量部の かわ り に水酸化アル ミ ニウ ム 0. 0 3 重量部を添加 し、 他 は実施例 2 と同様に してペ レ ッ ト化し、 実施例 1 と同様 に して評価を行っ た。
[0056] その結果を表一 1 に示す。
[0057] 実施例 5
[0058] 実施例 2 における 2, 2 '—メ チ レ ン一 ビス ( 4 , 6— ジー t ーブチルフ ヱニル) リ ン酸ナ ト リ ウム 0. 3 重量部のか わ り に 2, 2 '— メ チ レ ン一 ビス ( 4, 6— ジ ー t 一ブチル フ エニル) リ ン酸 リ チウ ム 0. 3 重量部を添加 し、 他は実 施例 2 と同様に してペ レ ツ ト化し、 実施例 1 と同様に し て評価を行った。
[0059] その結果を表一 1 に示す。
[0060] 実施例 6
[0061] 実施例 2 と同様に して得たペレ ツ ト を使用 し、 射出成 形法をも って 1 6 0 X 8 0 X 2 腿の平板の成形を行な つ た。 射出成形条件は成形温度が約 2 6 0 でで、 金型温度 が約 5 0 でであ っ た。 該平板に ァ線を 2. 5 Mr a d照射 して サ ンプル と した。
[0062] 7線照射前と後の各々 の平板サンプルを約 5 腿角 に切 り、 各 1 0 g を取り、 評価用サンプル と した。
[0063] 以下、 実施例 1 と同様に して評価を行な っ た。 その結果を表一 1 に示す。
[0064] 実施例 7
[0065] 実施例 2 と同様に して得たペレ ツ ト を使用 し、 射出成 形法をも って内容積 5 O ccの注射器シ リ ン ジの成形を行 な った。 射出成形条件は成形温度が約 2 6 0 でで、 金型 温度が約 1 5 でであ っ た。 該注射器シ リ ン ジ に 7 線を 2. 5 Mra d照射してサンプルと した。
[0066] ァ線照射前と後の各々 の注射器シ リ ン ジサンプルを約 5 腿角 に切 り 、 各 1 O g を と り 、 評価用サ ン プル と し た。
[0067] 以下、 実施例 1 と同様に して評価を行なっ た。
[0068] その結果を表一 1 に示す。
[0069] 比較例 1
[0070] 実施例 2 における 2, 2'— メ チ レ ン一 ビス ( 4, 6— ジー t ー ブチ ル フ ヱ ニル) リ ン酸ナ ト リ ウ ム の添加量を 0. 0 0 5 重量部と し、 他は実施例 2 と同様に してペレ ツ ト化し、 実施例 1 と同様に して評価を行っ た。
[0071] その結果を表一 2 に示す。
[0072] こ の ものの透明性は本発明の組成物に較べて劣ってい る。
[0073] 比較例 2 :
[0074] 実施例 2 における 2, 2'— メ チ レ ン一 ビス ( 4, 6— ジー t .一ブチルフ エニル) リ ン酸ナ ト リ ウムの添加量を 1. 5 重量部と し、 他は実施例 2 と同様に してペ レ ッ ト化し、 実施例 1 と同様に して評価を行っ た。 その結果を表一 2 に示す。
[0075] こ の も のの透明性、 熱水抽出性、 放射線照射後のぺ レ ツ ト の熱水抽出液の P Hの低下は本発明の組成物 と同等 であ り、 2, 2'—メ チ レ ン一 ビス ( 4 , 6— ジー t 一ブチル フ エニル) リ ン酸ナ ト リ ウムを該比較例の様に多量に添 加する必要はない。
[0076] 比較例 3
[0077] 実施例 2 における水酸化マグネ シウムの添加量を
[0078] 0. 00 05重量部 と し、 他は実施例 2 と同様に してペ レ ツ ト 化し、 実施例 1 と同様に して評価を行っ た。
[0079] その結果を表一 2 に示す。
[0080] こ の も のの放射線照射後のペ レ ツ ト の熱水抽出液の P Hの低下は本発明の組成物に較べて大きい。
[0081] 比較例 4
[0082] 実施例 2 における水酸化マ グネ シウムの添加量を 1. 5 重量部 と し、 他は実施例 2 と同様に してペレ ッ ト化し、 実施例 1 と同様に して評価を行っ た。
[0083] その結果を表一 2 に示す。
[0084] こ の ものの透明性は本発明の組成物に較べて劣ってい る。
[0085] 比較例 5
[0086] 実施例 2 における水酸化マ グネ シウ ム 0. 0 3 重量部の かわ り にス テア リ ン酸カ ル シ ウ ム 0. 0 7 重量部を添加 し、 他は実施例 2 と同様に してペ レ ッ ト化し、 実施例 1 と同様に して評価を行っ た。 その結果を表一 2 に示す。
[0087] こ の も のの放射線照射後のペ レ ツ ト の熱水抽出液の pHの低下は本発明の組成物に較べて大きい。
[0088] 比較例 6
[0089] 実施例 2 における 2, 2'— メ チ レ ン一 ビス ( 4 , 6— ジー t 一ブチルフ エニル) リ ン酸ナ ト リ ウム 0. 3 重量部を添 加せず、 水酸化マグネ シウ ム 0. 0 3 重量部のかわ り にス テア リ ン酸カルシウム 0. 0 7 重量部を添加 し、 他は実施 例 2 と同様に してペレ ツ ト化し、 実施例 1 と同様に して 評価を行っ た。
[0090] その結果を表一 2 に示す。
[0091] こ の ものの透明性は本発明の組成物に較べて劣ってい 比較例 7
[0092] 実施例 2 における 2, 2 ' — メ チ レ ン一 ビス ( 4 , 6— ジ一 t 一プチルフ ヱニル) リ ン酸ナ ト リ ウム 0. 3 重量部を添 加せず、 他は実施例 2 と同様に してペレ ッ ト化し、 実施 例 1 と同様に して評価を行った。
[0093] その結果を表一 2 に示す。
[0094] こ の ものの透明性は本発明の組成物に較べて劣ってい 比較例 8
[0095] 実施例 2 における 2, 2' — メ チ レ ン一 ビス ( 4, 6— ジー t 一ブチルフ エニル) リ ン酸ナ ト リ ウ ム 0. 3 重量部のか わ り に 1 · 3 , 2 · 4 — ジベ ン ジ リ デ ン ソ ル ビ ト ー ル 0. 3 重量部、 又、 水酸化マ グネ シウム 0. 0 3 重量部のか わ り にステア リ ン酸-力 ルシゥ ム 0. 0 7 重量部を添加 し、 他は実施例 2 と同様に してペレ ツ ト化し、 実施例 1 と同 様に して評価を行った。
[0096] その結果を表一 2 に示す。
[0097] こ の ものの透明性は本発明の組成物よ り劣ってお り 、 又、 熱水抽出にてやや浮遊物が生じる。
[0098] 比較例 9
[0099] 実施例 2 における 2, 2 ' — メ チ レ ン一 ビス ( 4 , 6— ジ一 t 一 ブチルフ エニル) リ ン酸ナ ト リ ウム 0. 3 重量部のか わ り に 1 · 3 , 2 · 4 — ジ (ェチルベン ジ リ デン) ソ ル ビ ト ール 0. 3 重量部、 又、 水酸化マグネ シウム 0. 0 3 重 量部のかわ り にステア リ ン酸カルシウム 0. 0 7 重量部を 添加 し、 他は実施例 2 と同様に してペレ ツ ト化 し、 実施 例 1 と同様に して評価を行っ た。
[0100] その結果を表一 2 に示す。
[0101] こ の ものは熱水抽出にて多量の浮遊物が生 じた。
[0102] 比較例 1 0
[0103] 実施例 2 における水酸化マ グネ シウム 0. 0 3 重量部の かわ り にハイ ドロ タ ルサイ ト (協和化学製 D H T 4 A ) 0. 0 5 重量部を添加 し、 他は実施例 2 と 同様に してぺ レ ツ ト化し、 実施例 1 と同様に して評価を行った。
[0104] その結果を表一 2 に示す。
[0105] こ の も のの放射線照射後のペ レ ツ ト の熱水抽出液の p Hの低下は本発明の組成物に較べて大きい。 比較例 1 1
[0106] 実施例 2 における水酸化マグネ シウ ム 0. 0 3 重量部の かわ り にステア リ ン酸ナ ト リ ウ ム 0. 0 3 重量部を添加 し、 他は実施例 2 と同様に してペレ ッ ト化 し、 実施例 1 と同様に して評価を行った。
[0107] その結果を表一 2 に示す。
[0108] こ の も のの放射線照射後のペ レ ツ ト の熱水抽出液の pHの低下は本発明の組成物に較べて大きい。
[0109] 〔産業上の利用可能性〕
[0110] 本発明のボ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物は透明性が優れ、 かつ熱水抽出促進試験において、 ポ リ プロ ピ レ ン樹脂を 放射線照射した後の抽出液の p Hの低下が非常に小さ く 、 医療用器具、 食品容器等に適している。
[0111] 表 一 1 実 施 例
[0112] 1 2 3 4 5 6 7
[0113] P P 1 0 0 1 0 0 1 o 0 1 0 0
[0114] 樹 2, 2'—メチレン一ビス(4, 6—ジ一 t一
[0115] 0. 2 0. 3 0. 4 0. 3 0. 3 0. 3 プチルフヱニル) リ ン酸ナ ト リ ウム
[0116] 脂
[0117] 2, 2'—メチレン一ビス(4, 6—ジ一 t —
[0118] 0. 3
[0119] 組 プチルフヱニル) リ ン酸リチウム 成 水酸化マグネシゥム 0. 0 3 0. 0 3 0. 0 3 0. 0 3 0. 0 3 0. 0 3 部
[0120] 水酸化アルミニゥム 0. 0 3 ヘイズ (%) 1 7 1 4 1 3 1 4 1 7 1 4 1 4 評
[0121] 熱水抽出液 対照用サンプル 6. 9 6. 9 6. 9 6. 9 6. 9 6. 9 6. 9 価
[0122] の 放射線照射前のぺレッ ト 6. 3 6. 3 6. 4 6. 4 6. 3 6. 3 6. 3 結
[0123] H 放射線照射後のペレツ 卜 5. 7 5. 8 5. 9 6. 0 5. 7 " 5. 9 5. 9 果
[0124] 熱 水 抽 出 性 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇
[0125] 表 一 2 比 較 例
[0126] 1 2 3 ' 4 5 6 7 8 9 10 11
[0127] PP 100 100 100 100 100 1 00 100 1 00 100 10 η 100 樹 2'ーメチレン一ビス (4,6—ジ一 t一
[0128] 0.005 1.5 0.3 0.3 0.3 0.3 0.3 プチルフヱニル) リン酸ナトリウム
[0129] 脂
[0130] 1 · 3, 2 · 4—ジベンジリデン
[0131] 0.3
[0132] 組 ソルビトール
[0133] 1 · 3, 2 · 4—ジ (ヱチノ Kンジリ
[0134] 成 0.3
[0135] デン) ソルビトール
[0136] 部 匕マグネシウム 0.03 0.03 0.0005 1.5 0.03
[0137] ハイドロタルサイト 0.05 ステアリン酸ナトリウム 0.03 ステアリン酸カルシウム 0.07 0.07 0.07 0.07
[0138] ヘイズ ( ) 61 13 14 30 14 63 63 25 12 18 17 評
[0139] 熱冰抽出液 対 fflサンプル 6.9 6.9 6.9 6.9 6.9 6.9 6.9 6.9 6.9 6.9 6.9 価
[0140] の 舰麵揃のペレツト 6.2 6.4 6.3 6.3 6.4 6.3 6.3 6.2 6.4 6.3 6.3
[0141] TO PH のペレツ卜 6.0 5.8 4.2 5.9 4.1 5.4 5.8 5.5 5.7 4.0 4.0 果
[0142] 熱 水 抽 出 性 〇 〇 〇 〇 〇 〇 〇 Δ-Χ XX 〇 〇
权利要求:
Claims
(1) ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 1 0 0 重量部、 一般式 ( I )


(式中、 及び R 2は、 各々 水素原子囲又はアルキル基であ り 、 Mはアルカ リ 金属又はアルカ リ 土類金属であ り、 n は 1 又は 2 の整数であ り 、 Aはアルキ リ デン基である) で表わ さ れる ジァ リ ー ルホス フ ェ ー ト 金属塩 0. 0 1 〜 1. 0 重量部、 及びアルカ リ 金属又はアル リ 土類金属又 はアル ミ ニウム族金属の水酸化物 0. 0 0 1 〜 1. 0 重量部 を含有する事を特徴とする ポ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物。
(2) 上記水酸化物の含有量が上記ジァ リ ー ルホス フ エ ー ト金属塩の含有量の 3 〜 5 0 重量 である請求項 1 記載のポ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物。
(3) ポ リ プロ ピ レ ン樹脂が、 プロ ピ レ ン ホモ ポ リ マ ―、 プロ ピ レ ン一エチ レ ン コ ポ リ マー、 プロ ピ レ ン一 α 一才 レ フ ィ ンコ ポ リ マー及びそれらの混合物か らな る群 か ら選ばれた ものである請求項 1 記載のポ リ プロ ピ レ ン 樹脂組成物。
(4) ポ リ プロ ピ レン樹脂が、 エチ レ ン含有率 2 〜 6 重 量%のプロ ピ レ ン一エチ レ ンラ ンダム コ ポ リ マーである 請求項 3 記載のポ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物。
(5) ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 1 0 0 重量部当た り上記ジァ リ ールホス フ ヱ ー ト金属塩を 0. 0 5 〜 0. 5 重量部含む請 求項 1 記載のポ リ プロ ピレ ン樹脂組成物。
(6) ボ リ プロ ピ レ ン樹脂 1 0 0 重量部当た り上記水酸 化物を 0. 0 1 〜 0. 5 重量部含む請求項 1 記載のポ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物。
(7) 添加剤と して酸化防止剤、 光安定剤、 紫外線吸収 剤、 顔料、 分散剤、 中和剤及び過酸化物からなる群から 選ばれた 1 種以上を含む請求項 1 記載のボ リ プロ ピ レ ン 樹脂組成物。
(8) 請求項 1 記載のボ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物か らな る成形物。
(9) 請求項 1 記載のポ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物か らな る医 ¾1具。
ο) 請求項 1 記載のボ リ プロ ピ レ ン樹脂組成物か らな る注射器シ リ ンジ。
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同族专利:
公开号 | 公开日
US5328950A|1994-07-12|
KR940004092B1|1994-05-13|
EP0446358A1|1991-09-18|
EP0446358A4|1992-06-17|
DE69023117T2|1996-06-20|
EP0446358B1|1995-10-18|
JPH0343437A|1991-02-25|
CA2035035A1|1991-01-12|
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KR920701342A|1992-08-11|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1991-01-24| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): CA KR US |
1991-01-24| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB IT LU NL SE |
1991-02-22| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 2035035 Country of ref document: CA |
1991-03-12| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990910929 Country of ref document: EP |
1991-09-18| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990910929 Country of ref document: EP |
1995-10-18| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1990910929 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
JP1/177024||1989-07-11||
JP1177024A|JPH0343437A|1989-07-11|1989-07-11|Polypropylene resin composition|KR91700264A| KR940004092B1|1989-07-11|1990-07-11|폴리프로필렌수지 조성물|
DE69023117T| DE69023117T2|1989-07-11|1990-07-11|Polypropylenharzzusammensetzung.|
EP90910929A| EP0446358B1|1989-07-11|1990-07-11|Polypropylene resin composition|
US08/024,858| US5328950A|1989-07-11|1993-02-26|Polypropylene resin compositions|
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